2017年12月13日

Distant Worlds 而立 行ってきた話

 ちょっと遅くなりましたが、先週の土曜日に、FFオーケストラコンサート「FINAL FANTASY 30TH Anniversary Distant Worlds : music from FINAL FANTASY 而立」に行ってきたので、さらっとその話など。

 それにしても、「Distant Worlds」といえばFF11の名曲だというのに、この曲が演奏されないというのはどういうことなのかねチミィ!ヽ(`Д´)ノ

 という話はとりあえず置いて(笑)FF11からは戦闘曲をメドレーにした「Sword Songs」がエントリーしておりました。
 舞台にスクリーンがありまして、毎タイトルごとにそのタイトルの名シーンをつなげた映像が流れる訳ですが、FF11はひたすら戦闘シーンをつないだ映像でありましてね。
 ログはカットされているので映像だけなのですが、訓練された冒険者たるもの、これだけで何をしているかわかる訳ですよ。もう手に汗握りまくりの熱い映像ですよ!
「ああっ! インプのディフェニングタンタラに合わせてナイトさんがナイス【シールドバッシュ】!」
「うおっ! ブンカール浦のカンパニエでオークが2匹からんじゃってる図!」
「むむっ! このオズトロヤの小部屋にヤグードを引き込んで戦うとはおぬし手練れだな!」
 キャラのモーションとエフェクトだけで全てがわかるってスゴイね。
 他のタイトルは、ムービーシーンとかをつなげてる(FF14なんて戦闘シーンいっこもなかった)というのに、11にだって美しいイベントシーンはやまほどあるのに、あえてこの渋いチョイスをした人にスタンディングオベーションですよ。よくわかっているな!貴様には山猫大尉の称号をやろう!(何その上から目線)
 私が行ったのは土曜日だったのですが、日曜日の公演には水田さんや田中さんも来ていたみたいで、うえーん日曜に行けばよかったかーでもどうせ声とかかけられなかっただろうし、むしろ会えなかった方があきらめがついてよかったのでは、とか思ったりしました(笑)。

 11以外のタイトルからは、主に7の曲が多かったです。まぁ人気タイトルだし、オーケストラ映えする曲が多いからね、仕方ないね。いや7も好きですけど。でもアンコール含め20曲中4曲って多くないっすかね(笑)。1曲も入ってなかった1-3先輩に謝れよ!

 で、FFの音楽をこうしてまとめて聴いてみると、やっぱり植松さんのメロディラインはすごいなと。耳にぐっと入ってきて、心に残って、静かなところはしんとして、盛り上がるところは官能的に盛り上がる。メロディとして完成度が高すぎる……。
 とはいえ、他の作曲者の方ももちろんそれぞれ、植松さんとは違う味がありつつ、見事な音楽を作られている訳ですけどね。その中では、やっぱり水田さんが一番好きかなぁ(笑)。水田さんの音楽は、植松さんほどしゃしゃり出ないというか、あえて後ろに控えるようなところがあるのですけど、長く聴いても飽きないのですよね。耳に残るのにうるさくない。植松さんの音楽は時々、「ちょっと今は重い……」ってことがあるのですが、水田さんの音楽はそれがなくて、いつ聴いても心が安らぐのです。
 植松さんの音楽が、こちらの手をつかんでグイグイ引っ張ってくれる大胆イケメンだとすれば、水田さんの音楽は、優しく手をつないで並んで歩いてくれる優しいイケメンです。
(どういう例えだよそれは)
(あ、植松さんの正統後継者というか、ベクトルが似ているのは浜渦さんだと思います。浜渦さんの方が「計算され尽くした美しさ」感が強いですが、美しい完成度の高いメロディラインを端正に盛り上げていく感じが似てる。植松さんは才能のほとばしりというか天才肌感がありますが、浜渦さんは技巧派ですね)

 あと、まぁこれは出てくるでしょうねのFF6からの「オペラ〜マリアとドラクゥ〜」は、特別フルコーラスバージョンだった訳ですが、いやープロのオペラ歌手はすごいよね、という感じです。
 実は、かの有名な「マリアのアリア」って、ソプラノのアリアとしては音程が低いし、サビがいまいちソプラノっぽくないというか、ソプラノ泣かせの難曲だと思うんですよ。あれはやはり、もともとスーファミのビープ音で聴かせるつもりで作った音程だという気がするのですよね。
(オペラ全体の最後のところはさすがにソプラノっぽく高音で盛り上がれますが) 
 が、この難曲をきっちりと「オペラのソプラノとして」美しく歌い上げる歌手の方はすごい。ゲームの中のオペラでは、マリアは演じてるセリスのイメージもあってすごく少女っぽいのですが、今回の演奏では大人の女性としての迷いと苦しみ、それを乗り越えた愛を感じました。あ、ドラクゥのテノールとバスのラルスの掛け合いも非常にカッコよかったです。ラルスいい男だぜ……死んじゃうけど……。


 という感じで、非常に楽しかったです。
 すごーく正直にぶっちゃけてしまうと、「オーケストラ音楽の完成度と感動」という意味では、2015年に聴いた「Final Symphony II by LSO」の方が上だったかな……という感じ(その時の興奮さめやらぬ感想はここ)なんですが、まぁこれは好みもあるかも知れません。Final Symphonyの方は編曲も独特なので、「耳なじみのあるあの曲をオーケストラで聴きたい」って人にはあんまりウケないだろうし。今回はそれに比べたら、すごくストレートで「あの曲がなんと豪華なフルオーケストラで、生で!」という素直さがよかったと思います。

 あーしかし、またヴァナ・コン聴きたいよなー。クラウドファンディングとかでできないかなー。(おまえが主催してカネ集めろよ、と言われそうだけど)
posted by さとみん at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント
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