2018年08月09日

渇くほど愛を求めているのは誰なのか

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 さとみん、ついに黄金スコップ勲章をいただきましたー。

 という訳で、VUを満喫しつつ、幻珠を集めつつ、アドゥリンクエストをちまちまとクリアしておりましたが、最後に残った「幻世の渇愛」をクリアして、無事にアドゥリンクエストオールクリアです!
(魔導剣士と風水士の各種クエストは除く……ま、まぁ、いずれやります、いずれ……)

 アドゥリンに限らないですが、FF11のクエストは本当に凝っていて、楽しかったですね〜。お使いあり、戦闘あり、クイズあり、運勝負あり、謎解きありって感じで、内容のバリエーションも豊富でしたが、叙述の技法も色々あって面白かった!
 単にカットシーンやムービーで見せるだけでなく、戦闘のシステムにちゃんとストーリーが取り入れられてたり、今までのお約束をひねった展開になってたり、「だいじなもの」を使っての語りがあったりと、小ネタ大ネタとりどりで、ほんとにやってて飽きなかったです。
 最後にやった「幻世の渇愛」の、だいじなものを使ったあの仕掛け、ぞくっとしました……! あれは、プレイヤーとキャラクターが分離しているところにキモがあるので、マルグレートが絡んでるクエストの締めくくりだけあって、ちょっとミステリの趣がありましたね。
(この場合の「ミステリ」というのは、謎を解くという意味ではなくて、情報の記述によって生まれるズレ、というような意味です)

(ちょっとネタバレになるので以下は折り畳みで)


 しかし、いやーバラモア、お前ってやつは本当にクズで邪悪だなぁ!(ネットでは逆説的に褒め言葉になりがちな言葉だけど、褒めてません) ヤツは本当に、ゲームのプレイヤーのクズいところを凝縮したような存在で、シャントットとは別の路線でのメタキャラっぽい感じがしますね。
 で、「失われた記録」はアドゥリンに戻ると「_」となって消去されてしまうのですが、あの時に「返して!」と言ってくるのが女性で、バラモアの語りっぽくない。バラモアの呪いによって記憶が消失するなら、あのバラモアのこと、いかにもそれっぽい語りを挟んでくると思うんですよねぇ。しかしあの「返して!」と記憶を奪って?いく人は明らかにバラモアではない。
 そもそも魔導撮像匣Sを奪っていくのはバラモアではなくてパロメル……。

 つまり、記憶が消失していくのは、パロメルがやってるってことですよね。パロメル自身が真実を隠蔽しているということなんじゃないかと。
(理由はどうあれ)自分を手放してしまった親への怒り、しかし親への募る愛慕、今まで自分を育てて慈しんでくれたハーバートン家とマルグレートへの想い、親と引き離したバラモアへの憎しみ、さらには「パラメーターが低い」という理由で捨てられたこと……諸々を意識に浮上させてしまうと、パロメルが壊れてしまう……ので、記憶を取り戻しては破棄し続けているという繰り返し、ということ……?
 記憶が戻る=自分の本当の出自がわかる=ハーバートン家にいる意味も失ってしまう訳で、パロメルは「記憶が戻らないまま探し続ける」という状態を永遠に留めておきたい。マルグレートが自分のために記憶を探し続けてくれる、それはすなわち、マルグレートとの絆が続くということでもあるのだから。
(実際にはマルグレートは、そんな謎解きがなくてもパロメルを愛してくれるのだろうけれど、親を失ったパロメルはそれを信じることができない)
 クエストタイトルが「幻世の渇愛」というのは、つまり愛を渇望しているのはパロメルで、しかしそれは決して現実になってはいけない「幻世」の中にしか存在しえない……という恐ろしいことを意味しているのでしょうか。
 そう考えると、パロメルがいわゆる「腐女子」妄想しているのも、伏線として怖いよね!ヽ(;´Д`)ノ 現実に存在する恋愛に心が耐えられないので、妄想の中で恋愛をしてる……みたいな解釈をしてしまう!

 そういうパロメルの心を動力として、記憶消失現象が起こるように、バラモアがシステムを組んでるという心底邪悪な可能性もある訳ですけど……。だとしたら、バラモア、お前は本当に本当にイヤなやつだなぁ!

 しかもこの解釈が正しいとすると、下手をすると、セドリカストゥを殺したのはパロメル、という可能性もある訳で……。そういう経緯で死んだからセドリカストゥは成仏できずにシャドウになった、あるいはマルグレートに「真実を知ることで破壊されるものがある」と警告するために思念が残留してシャドウとなった、みたいなことを考えてしまう訳で、そりゃあSCT.ワークスの人が烏帽子を隠蔽するのもむべなるかなって感じですよね!
 深いわー闇が深いわー。渇くわー。
posted by さとみん at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | クエスト
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