
これからのヴァナ・ディールをどう守っていくか、会議しています。
FF11プロデューサーが松井さんから藤戸さんに交代という、ビックリなニュースが飛び込んできました。
昨日は、春分後の初新月、さらに冥王星が10年ぶりにやぎ座からみずがめ座に移動する前日という、リアル占星術界では結構大賑わいの「新時代、始まったな!」なスッタモンダデーだったのですが、まさかその日を狙った訳では全くないのでしょうけど(笑)、ヴァナ・ディール世界も次の時代に入っていくことになりましたね。
ここ1年くらいのもぎヴァナその他で、「松井さんの定年」というリアルかつ重たい単語が出るようになって、いずれは松井さんもプロデューサーでなくなる日が来るんだよなぁとは思っていました。
最悪、松井さんの定年を区切りにFF11終了なんていう本当に最悪な決断をスクエニがする可能性も、まったくゼロではなかろうと覚悟していたのを告白します。「黒字ですから続けますよ!」と明言してくださった社長さんも新しい人に代わってしまいましたので、「前の社長はこう言ってましたけど」みたいな卓袱台返しはビジネスあるあるですし。まあ大丈夫だろうという気持ちの方が強かったものの、無駄に年を食うと悪い想像だけは逞しくなりますからね、まったく。
藤戸さんがプロデューサーとなってくださることが確定したので、少なくとも藤戸さんの定年までは大丈夫だな!などという不謹慎なことを考えたのも、ここに告白しておきます(笑)。まあもちろん、その後も続くでしょうし、そう願ってますけれど。
松井さんはもともと開発畑と自分でもおっしゃっていて、今でもアンバス2章の切れ味を見るとその才能は健在どころか研ぎ澄まされているので、これからもFF11を作っていただきたいと、切に願います。
一方で、田中弘道さんなどが再三言っている「マツイファンタジーを作んなよ」みたいな話もよくわかるし、見たい自分もいるので、プロデューサーを離れてそういう創作に携わってくれる姿もアリなのかしら……と、1プレイヤーとしては複雑な心境です。
今後の松井さんの立ち位置は、もぎヴァナで詳しく教えてもらえるのかなーと、期待です。
★★★
藤戸さんがプロデューサーになることには、全く心配はないというか、それしかないだろくらいの勢いですが、他の開発メンバーのキャリアパスを鑑みて、開発チームをリサイズするという選択は、しんどかったろうなぁと思います。
逆に言えば、藤戸さんご自身はFF11にキャリアを賭けていくと決断された訳で、若手ではないとはいえその重みは計り知れません。
開発の最初の最初からFF11に関わって、ずっとそのまま関わり続けて離れず、今もここにフルコミットして立っている製作者は、たぶん藤戸さんしかいないので、藤戸さんはもはやFF11の守護神、精霊ですよね。
われわれは!ついていきますので!藤戸さんは自分を信じて立ち続けてください!
★★★
そして、FF11専業でなくなるであろう、開発メンバーの皆様にも、本当に心からの感謝を捧げたいと思います。
ヴァナの外で得られるものが、ヴァナにも新しい恵みをもたらしてくれるとワクワクしながら待っておりますので!
2015年にはいったん絶望して、その後は思いも寄らない形でヴァナ・ディールの冒険がどんどん続いていって、2023年の今の私は不得意な魔導剣士をひーこら言いながら鍛えていて(笑)。
「これから先こうなったらいいなぁ、こうなるんだろうなぁ」みたいな予想って大抵の場合は外れるのだけれど、その代わり自分の頭では想像もできなかったワクワクやドキドキや幸福が訪れてくれるものです。
だから冥王星がみずがめ座に来る次のヴァナの時代も、きっと私が予想しない楽しいことがあるのだと思います。
ヴァナを支える全ての人に、アルタナの恵みが降り注ぎ、時の風を起こして暗闇の雲を振り払っていけますよう。
とりあえず、今の私は、プライムウェポンに憧れつつ、LSのみんなと遊び続けます。
まあ「人材豊富です^^」なんて言ってる会社は滅多に見ないので、厳しいのはどこも一緒なのでしょうね……。
どんな時代も大変なことはありますが、ほんとに藤戸さんはじめ関わる全ての皆様が健康で楽しく仕事できることを願います。
これ自体はプログラマの業界では珍しい事ではないです。
LSのメインメンバーが数人で、コンテンツをやる時にシャウトしてよく来るメンバーと一緒にやるような感じでしょうかね(笑)。
エンブリオを書いている佐藤弥栄子さんもそういうメンバーでしょうし、そんなに悲観するような話でもないのかも知れませんねー。