
ケアルもりもりで倒してやったぜ!
ぶるぶるさん、ブラックソーン団の連続クエストの締めくくり、「蝶なる聖戦」をクリアいたしました。
最後の戦闘は結構シビアで、状態異常や範囲呪いなどをくらうので、フィールティを発動して戦闘を始め、フェイスも回復メインで頑張りました。幸いサベッジのダメージがそれなり入るので、MPがジリ貧になる事態も免れ、無事勝利です。
★★★

ナシュの命を救うために宝玉の力を使い切り、アドゥリンをヴェルクから守ったとして、アドゥリン民衆とも和解できたブラックソーン団ですが、結局はアドゥリンに留まることなく、いずこかへ去ってしまうのです。
このくだり、一見すると、彼女らにさっさと出て行け的なことを言うアロストワが悪者っぽく見える訳ですが、そして実際まあ彼も自分たちの手柄を証明するために魔女たちを利用している酷薄な側面もあるんですが、意外とこれは、アロストワなりの善意というか、優しさも含んだ提案な気もするんですよね。
これまでブラックソーン団が街の住民に害を成してきたことは事実だし、この一件でそれが帳消しになるものでもありません。これは贖罪という重い話だけでなく、もっと感覚的な、「これまでさんざん迷惑かけてきたヤツと、いくらいいことしたからって今日から急に仲良くできますか」って話でもあります。
ブラックソーン団の面々は、ぶっちゃけその辺について強い覚悟の念がある訳ではなく、いわば流れでここまで来てしまっているので、もし今後アドゥリンに居を落ち着けてしまったら、いざこざが起こるのは避けられない。そして、その仲裁までエクソシストたちが面倒を見てやれる訳ではないし、その義理もないというのが正直なところでしょう。
なので、この時点でブラックソーン団が住民と接点を切れば、「まあ悪いだけのヤツでもなかったよ」という後味のいい気持ちを残すことができる。タイミングとしては、ここしかなかったとも思います。
ソラーがいみじくもこぼした通り、ブラックソーン団のメンバーは、自分たち以外を全部敵と見なしているところがあって、それがこれまでのコミュ力低い振る舞いになってしまったのだなぁとわかると、なかなか切ないところもあります。
「こんな日が来るなんて……みんなが聞いたら驚くわね……」という言葉を思うと、これまでに魔力の高さゆえに「みんな」に迫害された経験もあったのかも知れない。闇百合団へのシンパシーは、単なる偉大な魔女というだけでなく、迫害された存在としてのロールモデルの側面もあったのでしょう。
でも、もしかしたら自分たちが「普通の人と一緒に暮らす」日もあるのかも知れない。その選択肢を彼女たちが実感できたことが、このクエストの到達点なのだと思います。その選択肢を実現するためには、アドゥリンじゃないところで一から頑張らないといけないけれど、でも不可能じゃないと。
物事や成長には順番というものがあるので、この腹落ちを経なければ本当の「そしてみんな幸せに暮らしました」には至れない。だからこのクエストが今すぐ彼女たちの幸せな定住を見届けることはできないのだけど、この結末は決してビターエンドではなくて、本当のハッピーエンドへの予兆として存在しているのです。
この話には、アドゥリンを守る魔法障壁が出てきますけど、目に見えない壁は、人を守るものでもあるし、人を阻害し隔てるものでもある。壁があれば、あるいは壁がなければ万事オッケーとはいかない訳で、アドゥリンクエストはどれも、リアルな厳しさを基盤にしているなぁと思います。
……ところで、アドゥリンミッションのラストで、モリマーがブラックソーン団にちょっと力を貸してもらったみたいなことをほのめかすシーンがありますが、もしもミッションクリアより先にこっちをクリアしてたらどうなっちゃうんだ。あ、でもアドゥリンから離れただけで、森の中にはまだ住んでるのかもな。モリマーぐらい「人間社会じゃないところで暮らしゃあ解決だ」な強さを持てれば、それはそれで解決なんだけど(笑)。
