きっかけは、本当にたまたまで。
たまたま白門に行ったら、アビセア-ラテーヌのカラボスというNM討伐のshoutが聞こえてきたのです。このCarabosseというのは、ピクシー族のHNMで、妖艶のアートマというものをドロップすることがあります。
妖艶のアートマは、みんな大好きアビセアでつけられる、強化パワーのひとつですが、その効果は「MP+30%、MND+30、敵対心-30」という、白赤垂涎のもの。
おおおこれは欲しい! 幸い、今はアビセアメインクエストを進めてなくても、月のジェイドをクルオで交換できますから、1つはアートマが付けられる訳でして。一応、現代ウィンダスミッションクリアによる「天導のアートマ」のリフレシュもありますが、MNDとMPが壮絶なまでにブーストされるのは素敵。
という訳で、何とか赤魔道士でそのshoutに参加させていただいた訳です。
そうしたら、
「赤さん、短剣でエナジードレインを担当してください」
とのこと。
えなじーどれいん……使えたっけ……?
私の赤は、ものすごく後衛仕様にできあがっておりまして、赤の武器スキルなど片手剣以外ほとんど上げていません。
あわてて確認してみたら、昔シーフなどでちょこちょこ上げていたプラス、一応赤魔道士で何かのはずみで短剣を振るってた時に上げていたようで、ぎりぎりエナジードレインが使えるスキル。
胸を撫で下ろした、ものの……これ、実用になるの?
今さらではありますが説明しますと、アビセアのNMというのは、弱点というものを持っていまして、それを突いて攻撃すると、アートマやアイテムのドロップ率が高まります。
特に、特定の属性WSを用いて弱点を突いた場合、アートマのドロップ率が100%になるそうで、色々な武器を用いて、みんなで分担して色々なWSを撃ち、弱点を探すのが重要な手続きになります。
ちなみに、弱点を一度突けばドロップ率が100%になるけれど、何度も突くとかえってドロップ率が下がっていくのだそうで、むやみやたらにWS撃ちゃいいだろという訳でもないようで……。
そんな訳で、私のような当たらない短剣を振り回す存在が出てきてしまうのです。
しかもこの弱点突き、「敵が魔法詠唱中・特殊技を構えている間・特殊技を使ってる間・こちらのWSが連携した場合」などは、本当の弱点を突いたWSでも無効にされてしまうのだそうで、WSを撃つタイミングも重要なのだとか。
どうなるのか、心臓をびくつかせながらの対戦となりました。
で。
この日に1回、その後別の日に2回、カラボスと戦ったのですが。
残念ながら弱点が突けず……。
カラボスは、ピクシー族だけあって、強化魔法や回復魔法、精霊魔法を多彩にあやつり、さらには特殊技も連打するタイプのNMです。そのため、なかなか弱点を突くことができず。
私もエナジードレインを撃ちましたが、どの戦闘でも1回しか撃つことができませんでした。TP貯めをしている余裕がなかったもので……。何しろスカスカの短剣ですから、TP貯め戦闘も長引いてしまいます。それで盾役さんの回復が間に合わなかったりするという……。
1回しか撃てなかったので、果たしてエナジードレインが弱点だったのに私のタイミングがまずくて失敗したのか、単にハズレだったのか、何とも判断できませんが、失敗が続くと自分が災厄の原因のような気分になってきます……。
「またshoutしますね」
という主催さんの健気な声に、私も反省しました。
短剣スキルをちゃんと上げよう。せめて、途中でTP貯めをできるくらいには。
という訳で、忙しいフレンドさんを巻き込んで、急遽ボヤーダのスチカニ先生に稽古をつけていただきました。
戦士のフレンドさんが来てくれたおかげで、自分の身を守る必要がなく、短剣を振るう回数もソロと比べて飛躍的に上昇。なんと、1日で20ものスキルを上げることができました。もうちょっとがんばればエヴィサレーションのクエストも受けられるかも! フレンドさん、本当にありがとう!
そして次の戦闘の日。
私は万一に備えて、オポ昏セットと、イカロスウィングまでばっちり揃えて、何度でもWSを撃ってやるぜ!という気合いをこめてパーティにイン。すると。
「今回は赤さんはWS担当ありませんのでー」
……え。クビですか。
いや、まぁ、私があまりにもふがいないので短剣を任せるのは無理と思われたのか、今回のパーティには踊り子さんが参戦。短剣WSは全てお任せとなりました。
これで私は、ナイトさんの回復や、カラボスへの弱体にのみ専念できます。もともとそういう方が向いているので、これはこれで助かる話です。
こうして、とうとう4度目のカラボス討伐。
今回も、カラボスがSPアビである女神の祝福を使ってしまっても、未だ弱点は突けず。ああ……このまままた弱点を突けないまま終わってしまうのか……と思ったところで。
白さんか召喚さんが放った、両手棍WSが、見事カラボスの弱点をつき、テラー状態に!
「やったーーー!」「突いた!」
アライアンスに大歓声の嵐です。
こうして後はみんなで必死に戦い、回線切断と戦い(笑)、何とか全員揃った状態で、妖艶のアートマを入手することができたのでした。
それにしても、何度も討伐を主催し、私のようなへっぽこ赤魔道士を嫌な顔せずにアライアンスに入れてくれた主催の人には、本当に頭が下がる思いです。石を回収されていたので、たぶんエンピリアルウェポンをお作りになっているのだと思いますが、無事に完成することを祈るばかりです。
そして、私は今後に備えて、はやめに短剣スキルを上げて、エヴィサレーションを習得しておこうと思います(笑)。
2010年10月10日
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