
このあとプロビットの皮とヒノキ材を吹き飛ばす運命を、彼はまだ知らない。
鮒師匠(仮名)から、「オショシベスト作ってもらえませんか?」と依頼をされて、二つ返事で引き受けたのです。
狩人コルセアのスペリア3装備、スナップショットがなんかもりっと上がる胴です。木工の銀の書レシピなのですが、おれの木工職人はもちろん銀の書を持っているから何の問題もないな。
調子のいい返事をして、材料を受け取って、とはいえ高額なものだし、ラッキーマイスターも来てるから、クリスタルは素材ロスト率ダウン効果のある銘入りのにして、上級サポートを受けてラスクを食べてイオニスを受けた状態でモグガーデンで座ってと。
ばりーん。「プロビットの皮が吹っ飛んだ……。(意訳)」
ええええええ。なんてこったい、こんなところで失敗するとは! たまたまプロビットの皮を1枚持っていたからそれをぶちこんで再チャレンジだ!。
ばりーん。「なんか見たくないものが色々吹っ飛んだ……。(意訳)」
えええええええ!?
口からエクトプラズマが大量に出そうになり、怖くなってあわててレシピを再確認したら。
レシピ「サブスキルで革細工がいくつかわかんないけどいるけど、あんた持ってるぅ?(意訳)」
……恐る恐る合成スキル一覧を確認したら、革細工スキルだけ、青字になってませんでした……。
鮒師匠に平謝りに謝り、残った材料を返却して、そこから猛然と革細工の特訓を始めました。
と言ってもまぁ、エスカッションの数々の試練を乗り越えたわが
マゾ魂からすれば、70までのスキル上げなど試練どころか作業ですらなく、もはやホビーの枠。わーい!黄色い文字がいっぱい踊るー!失敗しても材料が残るー!たーのしーい!ドーパミンとエンドルフィンが脳を完全にハイジャックです。
という訳で革細工を70の青字にしたので、張り切ってもう一度材料を受け取って。
怖いから、上級サポートとイオニスに加えて、ラスクじゃなくてマカロン食べよう。さあ行くぞ、ゴゴゴゴゴ
ばりーん 「ヒノキ材が吹っ飛んだ……。(意訳)」
ええええええここまでしても割れるの!?ヽ(;´Д`)ノ
その後、木工職人の手持ちのヒノキ材を突っ込んで、初志の指輪までつけて座ったのですが、またしても失敗。
……ここまで失敗するってことは、スキルが足りてないってことだよね。サブスキルじゃないとすると、え、木工スキル……?
木工職人さん、スキルはもちろん青字でエプロンも木工軍手もあり、モーグリの応援も木工になっていますが。しかしレベルがまだ足りないので木工トルクはつけておらず、さらに加えて言えば錬成が手付かずなので、木工カウンターがありません。つまり上級サポをつけても116が限界ということになります。
オショシベストのスキルは、検証が進んでいないので「適正スキル115-119」と言われていますが……これは……119と見てほぼ間違いないのでは……?
こんなこともあろうかと、遠い昔にギルドポイントで取得だけはしておいた、木工ギルド証を金庫から取り出し、その他の材料をかき集めて、錬成が80になっている鮒師匠に土下座をして、錬成でガタンゴトンとやっていただきました。スキル0の木工職人さんは、ひたすら安全レバーで不純物を掻き出すお仕事です。
という訳でカウンターができた! いそいでモグハウスに設置だ! よし応援が「すごい応援:木工マスター」になった! さあ今度こそ! これで割れたらもう盾を完成させるしか道がないぞ!
すったもんだがありまして、無事にオショシベストを納品できました。なんかすごい費用がかかったベストになってしまった。申し訳なかった。競売に出品されてなかったから仕方ないんだけど……。
そして他の職人さんも、カウンターを作らないとダメだなぁと実感しました。鮒師匠に土下座をして作ってもらうしかない。
そんなこんな大慌てしすぎたので、カウンターやオショシベストのSSは撮り忘れました(笑)。